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2006年01月15日
チトカニウシ山(標高1446m)

久しぶりに大雪山黒岳へ行ってみようと思い調べてみると、リフトとロープウエーの定期点検で運休とのことでした。
それで北大雪へ向きを変えて、チトカニウシ山へ行ってみることにしました。
遠軽から白滝を抜けて国道333号線を西に走り、北見峠へと向かいます。トンネルができて上越白滝道路が開通
してからはぐっと交通量が減ったようです。
登山口となる駐車スペースに看板があります。合併前は白滝町となっていましたが現在は遠軽町となっています。
午後から晴れの天気予報どおり、下から見える山頂はご機嫌斜めのようです。
展望が悪いようなら、本日は下見ということで、途中で引き返す覚悟で歩き始めました。

天候:晴。
メンバー:boss 
コース:国道333号線北見峠〜チトカニウシ山 





今回のコース。カシミール3DにGPSトラックデータをプロットしてみました。





丸いシェルターの真上の緑の鉄橋はJR石北線。
その上の赤色の鉄橋は上越白滝道路。

15mはあろうかという高さ。
おちたら大変。

国道333号線。
路面こそ出ていませんが、圧雪で快適な走行です。

峠への登りの両側にシラカバが目立つ。


正面が目指すチトカニウシ山。
山頂にはガスがかかっているように見えます。

新生遠軽町の駐車帯。
登山開始12:15。

電柱に沿って林道を歩きます。
その先の850m付近の登り。

登ってきた方向を振り返ります。
有明山でしょうか?

電波塔が見えます。
山頂付近は芳しくないようです。

電波塔へ向かう尾根の南東斜面に亀裂が。


来た道を振り返ってみるとこんな感じです。
現在は営業していない峠の売店跡。
スノモが4台ほどで遊んでいるようでした。

900mのポコを乗り越えて振り返る。
一二日前のトレースが。10人は入っていたようです。

これは何のトレースでしょうか。
分かりません。

トレースを利用できたので30分とかからずに、
電波塔の下を進みます。

上空には怪しげな雲が。
950mポコの東側を抜けます。

尾根筋をどんどん進みます。


ブナでしょうか。
松に倒れ掛かっています。

ぼつぼつ1000m。


振り返ると、向かい側の山鹿雲海に。


この辺りで松は無くなります。


振り返ると950mポコが中央に。


青空が広がってきました。


1100mを越えた辺りです。
振り返るとまずまずの高度感。

1200mを超えました。
何とか頂上へいけそうでス。

ピークはいよいよクリアです。
左へ回りきると1250。

傾斜が緩み、ピークへ一直線です。

登ってきた稜線を振り返ります。


最後の登りに取り付きます。
大きなエビフライ(笑)。

南東方向。
雲間にピークが見えますが・・・。

北西に見える斜面です。
雪面に亀裂が見えます。(中央やや左。への字。)

ここまで来たら登るしかありません。


頭上にジェット機が。


小さな木が凍りついています。


山座特定ができませんが・・・。


頂上直下の雪のオブジェ。


登頂。


頂上から見る北尾根。
自分の影が見えます。

南方向。
日差しが強くて・・・表大雪方向?。

北西方向。
雲の中から天塩岳?。

右、有明山でしょうか。
中央に北大雪スキー場。

強風でかなり締まっています。
表面は新雪ですが、あまり沈みません。

南東方向。
山名が分からず・・・。

またジェット機が飛んで行きます。
何処から飛んできたのかな14:38。

気温は低いのですが、強い日差しを楽しんで
下山開始。

あっという間にガスが。


のんびりぷらぷら降りていきます。


太い木に雪の衣。


陽もだいぶ傾いて。


まぶしい西日で虹?。


中央縦に、やはり虹。
写っています。

無事下山。


下見のつもりがトレースに助けられ登頂できました。
丁度良いタイミングで頂上が晴れてくれました。山の神は時に微笑むようです。この山の眺望はすばらしいです。
ということで満足の山行でした。

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