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2005年8月6日
北鎮岳(標高2244m)

台風(9号)もまだ北海道へは影響がなさそうなので、大雪へ行ってみることにした。旭岳は、山を始めた頃に師匠に連れて行ってもらった切りであった。ほとんど忘れかけているので、状況がよければ旭岳に登ってみよう。しかし、眺望は期待できそうにない。
見えそうもなければ、黒岳の下りでロープウェーの最終発車時刻が気になって、寄らずに降りてきた北鎮岳に行ってみることにする。



天候:晴、山の上は風強し。
メンバー:boss 単独
コース:銀泉台〜赤岳〜北海岳〜間宮岳〜中岳〜北鎮岳〜銀泉台





今回のコース。カシミール3Dの画像に手書きでプロットしてみました。





国道脇の看板。
銀泉台まで15km。

雲の際からのご来光。4時50分


ゆっくりと歩き出す。


ウメバチソウ。

ハイオトギリ。
風が強くてブレていますが・・・

この先に登山口(の看板)がある。


ここが登山口。

綺麗に階段が修理されている。


モミジカラマツ。


第一花園手前下から仰ぎ見る。

最初の雪渓。
日の出方向を見る。

チングルマ。

ミヤマキンバイ。


第一花園付近。


エゾコザクラとミヤマキンバイ。


この上が1,700m。


ゴゼンタチバナ。


登山道に水が流れています。
スリップ注意。

第二花園。
まだ雪ノ下。

ヨツバシオガマ。


風は強いがよい天気。
空が青い!
トンボが飛び始めています。

すわり心地の良さそうな岩。


ここで6時半ころ。
数組が登っているだけ。
比較的静かでした。

ワタスゲ。
(神の田圃付近)

ウサギギク。


チシマツガザクラ。


イワブクロ。

コマクサ平からみる第三雪渓。
だいぶ小さくなった。

コマクサ。
そろそろ終わりか・・・。

(何でしょう、分かりません。)
セリっぽいですが・・・。

ミヤマアキノキリンソウ。


まだ青いナナカマド。


第三雪渓にかかる。
道がほとんど出ている。

結構な陽射しです。


綺麗な登り方の見知らぬLady。


第四雪渓が見えてきます。

イワギキョウ。


タテヤマリンドウ?。
ミヤマリンドウ?

エゾヒメクワガタ。

第四雪渓。
道は出ています。

エゾノツガザクラとアオノツガザクラ。


ミヤマキンバイ。

赤岳山頂の岩塔が見えます。


到着。
2時間オーバー。少々ゆったり目。

赤岳右肩から、雲の北鎮と凌雲。
つづく・・・

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さて、小泉岳へと向かおう。お鉢から吹き上げてくる風が強い。油断するとバランスを崩すほど吹いている。気温は低くはないようだし、上空は雲ひとつ無い。私の観天望気などおよびもしないが、今朝の銀泉台の風の強さよりは治まってきている。師匠から譲り受けた貴重本「登山者のための気象学」山本三郎著にもあったが、夏は夜から朝方にかけ風が強いという富士山での統計があるそうだ。ここは富士山ではないが、似たパターンだと思った。
そろそろピッチを上げて、先を急ぐ。




赤岳から見る白雲岳。


小泉岳。
雪渓の左側を巻いていく。

小泉岳の登りから赤岳を振り返る。


雪渓越しに凌雲岳。
その左に黒岳。

小泉岳登り。
這松帯を抜けていく。

緑岳への分岐。


ここを白雲方面へ直進。

500mほどで白雲岳分岐。
ここを右折して北海岳へ。

分岐からみる凌雲岳、黒岳そして烏帽子岳。


イワギキョウの群生。

白雲岳と雪渓。


凌雲、桂月、黒岳、烏帽子。

白雲分岐方向を振り返る。


白雲下の雪渓。
スプーンカットの上に明確な踏み跡。

エゾノツガザクラ群生。
奥は烏帽子。

エゾノツガザクラ。


中岳方向。雲が湧いて来た。


白雲岳北側のベンチ前。

ベンチから見る後旭岳。
旭岳は雲の中。

ベンチから北を見る。
黒岳と烏帽子岳。

北海岳への登り。


烏帽子の奥に幽かに北大雪の山並み。


北海岳登り途中から振り返ると
逆光の白雲岳。

雪渓の上、後旭岳。
相変わらず旭岳は雲の中。

北海岳最後の登り。
標柱が見える。

北海岳頂上に到着。赤岳から1時間20分。
登別からお越しのご夫婦と一緒になった。
旭岳を目指すとのこと。

桂月岳、黒岳が近い。

松田岳あたりから北鎮岳。
時折雲に隠れるが、すぐまた現れる。

荒井岳を下ってくる二人連れ。
重そうなザックを背負っていた。

間宮岳北斜面の雪渓と這松。

荒井岳登り。


奥は後旭岳。


トムラウシ方向。
雲がかかりほとんど見えない。

お鉢越しに凌雲、桂月そして黒岳。
間宮岳から。

来た方向を振り返る。
左から、北海岳、奥に赤岳、小泉岳。
右端は白雲岳。

絹雲。

目指す北鎮。


間宮方向を振り返る。
時折ガスが吹き込んでいる。

一瞬にして北海岳が見えなくなる。

中岳のぼりでミヤマキンバイ。
青空は出ています。

雲間に黒岳。


中岳に到着。

メアカンキンバイ。


北鎮分岐。


雲に飲まれる北鎮。
北鎮分岐からみあげる。
つづく。
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いよいよ北鎮岳へと向かう。西から吹き上げてくる風が強く、時々雲に隠れる。北鎮分岐にザックをデポして頂上を目指す人が多いが、今日は頂上でゆっくりランチにするので、ザックを担いで行く。
ものの十分で頂上だ。。




待望の北鎮岳頂上。
銀泉台から約5時間。

裾合平方向から沸き上がる雲。


何という虫かな。
10mmくらいで緑の輝きがある。

登ってきた中岳方向。
その先に旭岳が・・・。

北鎮の雪渓とお鉢越しの白雲岳。


北鎮を目指して登ってくる人達。
遠くに、烏帽子岳、赤岳、小泉岳。

黒岳登りのふみ跡がよく見える。

中央に北鎮岳分岐。


比布岳方面を見る。
山腹にルートが見える。

雲が湧いて来た。


白雲も雲に隠れる。
岩陰で、かれこれ一時間。
ゆっくり楽しんだ。

凌雲岳、桂月岳、黒岳。
風も強く、雲も湧いたり消えたり、忙しい。
さて銀泉台を目指して一気に下山。

イワブクロとメアカンキンバイ。

ヒメイワタデ。


イワギキョウ。

ミネズオウ?。
一気に下山と言いつつ、拾い撮り。

イワツメグサ。


イワギキョウとメアカンキンバイ。


チシマツガザクラ。


熊ケ岳。


間宮から白雲岳。


お鉢の奥に黒岳。

荒井岳から北海岳へと戻る。


陽が回って白雲岳が綺麗に見える。


後旭岳。

雲をかぶった旭岳。
どうやら今日の旭岳は一日こんな調子。

再び、凌雲岳、桂月岳、黒岳。
ここで登別のご夫婦に追いついた。
旭岳に登頂されたが眺望なしとのこと。

北海岳まで戻りました。


北海岳下り斜面から烏帽子岳。

チングルマ。


イワツメグサ。


エゾヒメクワガタ。

ウメバチソウ。

白雲岳下でカメラの電池切れ。黙々と下る。
天気が良かったせいか、赤岳の下りでは、
今朝よりも流れる水量が多かった。
おわり。
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